島村楽器 熊本パルコ店 シマブロ

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ベアリングエッジによるサウンドの違いとは?

サウンドに大きな影響を及ぼす「心臓」の様な役割を果たすベアリングエッジ

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どうもこんにちは。坂田です。
ブログを久々に更新!
今回は我が熊本パルコ店でもずっと激推し中のICDスネアドラムの販促記事にするつもりが・・・
もたもたしていたら売れてしまうという大失態を犯しまして、しょうがないので
ベアリングエッジの記事に変更!

その前に

ベアリングエッジって何?
という方に、簡単に説明します。
ドラムのベアリングエッジとは、ヘッドとシェルが接地する部分の事です。要するにシェルの端っこですね。振動を伝えるという意味では相当に重要な部位です(まさに心臓の様な)ので、傷を付けないようにヘッド交換などの時はくれぐれも注意して頂けるとスネアも幸いです(笑)。
大昔に非常に失礼なまとめ記事を私が作成していますので、良かったらこちらを参考にして下さい。
kumamoto.shimablo.com

とりあえず紹介!

今回検証するにあたって使用したスネアドラムをご紹介!!!
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メーカー 型名 税込売価 カラー
ICD Birch 8Ply 12"x3" ¥47,520 オイルフィニッシュ

オールバーチ8ply、cubeラグの6テンションスネアドラムです
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14"×5.5”との比較。このように非常に小さなスネアドラムです。
今はもう在庫がありませんがオーダー可能です!
仕様も要相談です!いつでも受付けてます!
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ベアリングエッジの役割

本題に戻します。
スティックで太鼓を叩いた場合、音が鳴る順序として(スネアの場合)
①ヘッド(フープ)

②シェル

③サイドヘッド

④スナッピー

このようにパーツを介して太鼓全体が響くという事なのですが、
このヘッドからシェルへどのくらい振動を伝えるか調整できるのが、このベアリングエッジという訳です。
結局ここを後から調整できる訳でもなく、あらかじめ設定された形状で作るメーカーも多いので、「選ぶ」というのは現状ではなかなか難しいところではありますが・・・・
とにかくいろいろ叩いてみるしかないです泣。

そして、先ほど紹介したこの2台のスネアドラムは
全く同じスペックでベアリングエッジ形状だけが違うスネアドラムなのです!
ありそうで無かった、いや多分あると思いますが、実際に2台並ぶのはなかなか珍しい光景です。
この2つを使って少しだけサウンドの違いを試してみましたのでご紹介していきます。

今回のベアリングエッジ形状の違い

ICDのスネアドラムに設定されているベアリングエッジ形状は2つ。
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細かな数値は消していますがこんな感じ。
丁度ヘッドの接地面のアールの角度で調整されています。
R3.2はややなめらか(ラウンド)、R6.4はヘッド形状に合わせたような形(シャープ)に設定されています。
それでは比較していきます!(木材なので100%同じ条件とは行かないと思われますので、あくまで傾向として参考程度に見て下さい。)

R3.2 ラウンドエッジ(なめらか)

まずは滑らかな方です。
www.youtube.com
いろいろ試しましたが基本的にピッチは揃えています。

単音。マイク位置などもあるので参考程度に。
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一応EQもあります。
サイズがザイズだけに、あまり参考になりませんが、何かというと、
低音成分もしっかりと出ていますよ、という事が言いたかったのです。浅同のシェルというのは基本的にサスティーンが短いのですが、更に短くなるというデメリットはあまり感じません。その分シェルがしっかり鳴ってくれる恩恵のほうが大きいですね。
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先に出しちゃいますが、単音の波形です。
下がR3.2。
僅かな差ですが、減衰が早く、波形が大きいです。
つまり、
サスティーンが短く低音成分が多い

という事になります。
分かっていましたが、実際にこんなにきれいに違いが現れてくれて私は満足です。
それでは次行ってみましょう。

R6.4 シャープエッジ(鋭い)

こちらも一応撮影してみました。聞いてみてください。
www.youtube.com
単音

EQ
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全体的にバランスよく、実際に音を聞いてもわかる通り、まとまったサウンドという印象。
国内でのドラムメーカーもこの手のやや鋭いエッジ形状のものが多いのも納得です。
アタックが鋭くサスティーンが長い為、音作りの難易度が低くまとめやすいという特徴があります。
その他音に関しての要素には様々なものがあるので、何とも言えませんが、(あくまでマイクを通した音での話ですが)
ショップ店員としての意見で言うと、こっちの方がオススメです。
ちなみに私はラウンドの方がやや好みかな?という感じ。

まとめ

今回は、音の傾向としてベアリングエッジでこんな違いがあるよ!?という話でしたが、
マイク乗りやEQの観点からこちらの方が良い、というレコーディング思考で選ぶ指標として頭に入れておくともしかしたら役に立つかもしれませんね。
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太鼓を改造したくなっても、どんなに頑張っても交換できないパーツ(一部特殊仕様の物は除き)であるシェル、それに付随してエッジ形状も基本的にいじることは叶わない部位ですので、スネアドラムなどを選ぶ際は申し訳程度にエッジの事も加味し、慎重に商品を選定してみてください。
あくまで参考程度に!笑(12インチのピッコロという非常に分かりにくいサンプルを使用しての比較はどうか皆様目を瞑って頂くと有難いです)直感が一番大事です多分!

おわり!

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店舗名 島村楽器 熊本パルコ店
電話番号 096-327-4066
担当 坂田

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