島村楽器 熊本パルコ店 シマブロ

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HD650 / Q701 / SRH1840 ヘッドフォン聴き比べてみました!

オープン型ヘッドフォン人気機種3種聴き比べました。

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こんにちは。 坂田です。
遂に当店にもゼンハイザーのHD650が入荷して、テンションが最高に上がっています!
今回は、そのHD650を含めた、3機種を
私個人の主観でご紹介して行きたいと思います!

AKG(アーカーゲー) Q701

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AKGヘッドホンでのオープン型の長らく定番だった商品といえば、「K701」ですが、こちらの頭文字はQ。このQはアメリカの名プロデューサー、クインシー・ジョーンズとのコラボレーションモデルになります。
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(ちなみに、現在のモデルはMade in Austriaの表記はありません)
K701と大きく変わった部分は、ミニXLRプラグによるケーブル着脱が可能になった事です。
ケーブルの変更が可能になっているのは大きいですね。
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デザインなども変わっていますが、ドライバ部を含めた本体部分の仕様は同じです。

主な仕様
タイプ オープンエアーダイナミックタイプ
周波数特性 10Hz ~ 39.8kHz
インピーダンス 62Ω
重量(ケーブル含まず) 235g

SHURE(シュア) SRH1840

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Shure のフラッグシップモデル、プロフェッショナル・オープンバックヘッドホン
SHUREのラインナップ(特に密閉型のヘッドフォン)はどちらかというとガッチリとした、肉厚な印象ですが、こちらのヘッドフォンは
無骨なデザインで極限まで軽さと装着した時の心地よさを追求したようなフォルムになっています。
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ダイナミック型ネオジム磁石採用のドライバーに、このオープンバック・サーカムオーラル・デザインは
個人的には最強の奥行きを実現させています。聞けば聞くほど、深いです。
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両出しで、割りとすぐに外れるOFCケーブルのジョイント部分は、変な負荷がかかっても安全。

主な仕様
タイプ オープンバックタイプ
周波数特性 10 Hz - 30 kHz Ω
インピーダンス 65 Ω
総重量 268 g

SENNHEISER(ゼンハイザー) HD650

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国内でも屈指の人気を誇るロングセラー、HD650。
ヘッドフォン好きで、いっぱい持ってるけどやっぱりこれに落ち着く、と言う人も多いのではないでしょうか。
3機種の中では一番しっかりとした側圧で装着時はがっちりとホールドされます。
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こちらも着脱式ケーブルを採用しています。

主な仕様
タイプ ダイナミック・オープン型
周波数特性 10~39,500Hz
インピーダンス 300Ω
総重量 約260g (ケーブル重量除く)

比較するにあたって

今回はやってみたい試みとともに検証してみました。
個人の感想が多分に入っていますので、参考程度に見て下さい。

検証方法

どうにか皆さまにヘッドフォンの聞こえ方を感じて欲しいと考えた結果
マイクで拾えばいいのではないかという結論に至りました。
※同じ条件で録っていますがヘッドフォンの形状やドライバの位置の関係上、うまく拾えていない部分もあります。ただ、「聞こえ方」という点では、かなり実機を耳で聞いた感覚に近い録れ方でしたので今回記事に致しました。
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今回使用したコンデンサーマイク、AT4050。
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無指向性、ローカット無し、パッドスイッチ無しでのモノラル録音です。
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音源は全てipodでヘッドフォンへ直接出力。
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マイクにヘッドフォンをひっくり返してゴムで固定。
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最後に、柔らかい物で全体を覆って録音。

実際に比べてみた

それでは聞いてみましょう。
それぞれの特徴も合わせて感じて見て下さい。

Q701


・耳を覆い隠すイヤパッドで長時間付けても耳が痛くならない
・高音はすごくクリアで、なおかつ刺さらない
・低音もしっかりと出ている
・特に、ボーカルが聞き取りやすく、中域がかなりスッキリとしていて聞ききやすい
・定位が分かりやすくどこで鳴っているか、というのが物凄く分かりやすい。

実際に聞いてみて他の2機種と比べると、特にボーカルが全面に出てきて歌ものにはピッタリだと思いました。ただ、すごくスッキリして聞こえ、粗が出にくく全て良く聞こえるヘッドフォンだな、という印象です。

SR1840


・とにかく本体が軽くつけていても全く頭が重くない
・解像度が高く情報量がひたすらに多い、モニターにはかなり適している
・しっかりと出てはいるが低音が一歩下がったところにあるので、MIX時にはバランスを考えることが必要
・ミッド、特にギターがガッツリ前に出てくる、ギタリストにはたまらない
・高域は少し刺さるが高音の歪みやノイズを見つけるならこれ

特筆すべきはやはり中域の元気良さと高音域に関しては恐らく一番高いところまで聞こえているというレンジの広さです。
このヘッドフォンはいろんな音がごちゃごちゃ聞こえがちですが、裏を返せば全てが聞こえているという事です。
装着感も良くレスポンスも速いので、どちらかと言うとモニターヘッドフォン寄りな1台ですが、個人的には1番お勧め。

HD650


・つけた時のフィット感が抜群に良い
・低音の鳴り方がとても太く暖かい、オープン型にしてはかなりしっかり聞こえる
・金物、シンバルやブラスのキンキンした音が全く刺さらない
・実際にスピーカーで鳴らしている様な音で、長時間聞いていても聞き疲れしない
・謎の中毒性がある

音楽鑑賞ならば100%これがいいです。KOSSのPORTAPROを始めて聞いた時のテンションの上がり方に個人的には似ています!
全体的にすごくバランスが良くオールマイティに使える万能ヘッドフォンと言った感じ。
ただ側圧が若干強めというのと、他の2機種よりも定位がすこしぼやけている気がします。
個人的には手元に1台は置いておきたいヘッドフォンです!

自分に合ったヘッドフォンを探して下さい!

皆さまいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したオープン型ヘッドフォンですが、3~5万円台という価格帯では個人的には3強だと確信しています!他にもたくさんお勧めのヘッドフォンがありますが、オープン型というのは本当に1つもっておくだけで世界が変わりますので、密閉型と合わせて是非とも手に入れて下さい!
現在HD650は店頭に並んでいますので、試聴したい、という方は熊本店まで遊びに来て下さいね!



Beoplay H6も比較してみましたので良ければどうぞ!
密閉型オススメヘッドフォンです!

kumamoto.shimablo.com


おわり!

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