島村楽器 熊本パルコ店 シマブロ

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【エレキギター/ベースショーin熊本】カウントダウンブログVOL.3

こんにちは、エレキギター/ベース担当の赤峰(アカミネ)です。
今年の夏は天候がめまぐるしく変わり、ギターの管理に悩まれている方が多いと思います。そこで、今回はもっともトラブルの多いネックの反りについて簡単なチェック、調整について御紹介します。

ネックの反りとは?

ほとんどのギターのネックは木材でできており、温度や湿度の影響を強く受けます。特に今年のような湿度、温度の高低差が激しい季節はちょっとした油断でギターのネックが取り返しの付かない状態になってしまいます。
なので、ネックの点検、調整はこまめに行う必要があります。

順反りと逆反り

 ネックの反りには反りの向きによって順反りと逆反りのふたつのタイプがあります。の張力によって引っ張られ、ヘッドが上に持ち上がるのが順反り。(下記写真の①)

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 逆にの張力に反してヘッドが下がるのが逆反りです。(上記写真の②)ネックの反りは、の張力だけによって起こるものではなく、使用されている木材の狂いによっても起こります。出荷時のギターは十分に湿度、温度管理されており、完成してから狂いの出ないように管理されています。

ネックのチェック、調整

 ネックの状態を見る一般的な方法はブリッジ側から指板の端を見通すようにしてみることが多いですが、これだけでネックの状態を判断するのは危険です。下記写真のように1フレットと最終フレットを押えて間の隙間の開き具合を見る方法も行うと、よりネックの状態を正しくチェックできます。このとき、間が明らかに開いている場合は順反りで、逆にがフレットにくっついてしまっている場合は逆反りです。大体12フレットあたりが僅かに開きタッピングしたときに僅かに音が出る位が丁度良いです。

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調整

 ネックの反りを調整する方法として、トラスロッドを締める方法があります。一部のギターを除きギターのネックにはアジャスタブル・トラス・ロッド(下記写真の赤丸)が仕込まれておりこれを締めたりすることによりネックの反りを調整します。

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 ロッドの調整箇所はギターのタイプによって異なり、レスポールタイプはアジャストカバーを外して、ボックスドライバーまたは専用レンチでロッドを回します。フェンダー系では2通りありオールド系はネックを外し、ジョイント部分に隠れています。70年代フェンダーは1/8インチの六角レンチを使って回します。ジャパン系では4mmレンチを使用する。
トラスロッドナットを時計回りに回すとネックは逆反りに、反時計回りに回すとネックは順反りになります。回すときは、1/8回転程度ずつ回し、その都度ネックの状態を見るようにしてください。

回りが悪いときは、ワックスなどの潤滑剤を入れて締め直すと良いです。

今回紹介した調整法は個人で調整できるレベルの反りに対してのもので、あまりにもひどい時は当店にお持ち頂く事をお奨めいたします。

 

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